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納豆ユーザビリティ (2024/08/03)
上の納豆写真、美味しそうですか?
……申し訳ないけど、そうは思えません。これ、たまにある外れ納豆ではなくて、このメーカーのこのタイプの納豆は、どれを開けてもこんな感じです。これは納豆を愛する者への冒涜ですよ!
でも、この納豆は人気で、どこでも売ってます。蓋を外して(納豆を塞ぐビニールもない)、蓋をパキッと割ればタレが出てくる。カラシも付いてない。ゴミも少なく、洗う必要もなく、非常にユーザビリティが高い。しかし、ふにゃふにゃで美味くない……。
これはユーザビリティの勝利ですよね。味を犠牲にして、ユーザビリティに全振りしている。それでも買ってくれるユーザーがいる。これが、ソフトウェアなら分かる。「分かりにくいけど、便利だから使っている」みたいな。でも、食品ですよ、これ。味にうるさい日本人が許している。
納豆売り場を見渡す限り、競合がいないんですよね。唯一無二の、独り勝ち。
納豆を愛する者としては、ユーザビリティが高く、美味しい製品が出てきて欲しいものです。