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美しい曲線を描く気持ち良さ (2024/05/27)

20年以上、ペンタブレットやモバイル機器で、ブラシストロークのテストをしてきた。お陰様で、プログラマとしては相当なレベルの美しいストロークが描けるようになったと思う。

何を描こうというわけでもなく、ただただ気の向くままに、ブラシエンジンのテストを兼ねて、見栄えの良いストロークを描画する。手振れ補正は最小限にして、入り、筆圧コントロール、抜きを意識し、一発で滑らかに繋げる。力強いストローク、波打つようなストローク、弾ける点。

正直、かなり気持ち良い。「可愛いイラストを描こう」と思うと、「なんか上手く描けないなぁ……」とストレスを感じる事は多いけど、曲線は裏切らない。線を描くごとに、癒やされる。

絵を描くのは、かなりストイックな趣味だ。上達には時間がかかるし、才能がなければ足踏みを続ける事だってある。そういったストイックな趣味としてでなく、単に「気持ちよさだけを求める」楽しみ方だってあって良い。